夜明け前から

年中アイスコーヒー

雨上がりを待っている

少し前までは茹だるような暑さだった東京も、ここ1週間は続く雨の日の始まりからは、すっかり夏が姿を消した。

雨風も相まってか秋のそれと言うより冬の始まりの様な体感で、そのせいで僕はここ数日風邪気味な毎日を送っている。

熱や気怠さのようなものは殆ど無いけれど、咳が止まらなくなる時があり、特に寝る時が辛い。なんでも寝る際は副交感神経が何たらで、咳が出やすくなるらしい。こういうのは、年に何回か起こる。

 

そんな風に家で1人咳込みながら、ふと思い立ってはてなでブログを開設してみた。少し前まではtumblerでブログもどきの様なものをつらつら書いていたが、最近はどこか更新する気にもならず、埃を被っている状態だった。

ここにはいろんな人がいて、tumblerには悪いが機能的な意味で記事も書きやすそう、何より開設する分にはタダだ。どうせまた再開するのなら新しい場所で。流れるように、新規作成を行なった。

 

そんな形で作ってみたはいいものの、初投稿の内容だとか、これからどう更新していくとかは、正直まるでわからない。ネットに無数に落っこちている、ブログはじめました的な誰かの初投稿達を漁ってみたけれど、どうも何を書けばいいのか迷う。

tumblerで更新していた時も、書く内容は冒頭の様な感じで、特に目的もなければ目標もなく雑記帳的な使い方だった。上手く滑り出す方法が見つからず、この文も途中まで書いたところで進まなくなり、一晩置いた。

 

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今日の朝になって、自分がどうしてもどきと言えどネットに自分の言葉を記載していたのかについて考えた。それは多分、少なからず誰かに見てほしいということの表れなのだろうと気付く。それは別に1人でも2人でもいいのだけれど、自分が発した言葉が、その瞬間だけでも誰かの心に引っかかることができるのなら良いなとはずっと思っている。

 

まさかこのままプロブロガー?になりたいとは思わないし、例えば広告で副収入を得るなんてことは自分にはできないだろうなと思う。

小さい頃から文章を書くのが好きだったことが、いつからかそれを誰かに見てもらうという所まで少し裾野を広げていて、それが今もまだ続いているだけなのだ。

 

だからこのブログも雑記帳的な使い方で変わらないだろうし、僕の人生は劇的でもなく、日常はありふれたものでしかないだろうけど、思うことをだらだらと残すのは自分にとってはそれ程悪い事ではない。欲を言えばそれがいつかどこかで、ネットに溢れた言葉達の間から、少しでも誰かに見つけられたのなら御の字だろう。

 

ここまで書いて、自分の言葉が誰かに見せるような、それほどのものかという思いも出てきたけれど、その疑念には見て見ぬフリをしていないとこれを続けることができなさそうだ。だから取り敢えずやってみる、それから始めることにする。

 

僕は今東京に住んでいて、東京は冷たい雨の日がまだ続く。窓越しに見る雨の日は嫌いではないけれど、そろそろ青空も姿を見せてもいいころだ。週明けには大型の台風が直撃するようで、朝の電車とかベランダの物干し竿だとかしょうもない心配事もあるけれど、台風一過の晴れの日を少し心待ちにしている。

張り切りすぎたのか、自分でも長く感じるほど書いてしまったので、いい加減この辺で終えることにする。未熟者ではございますが、皆様よろしくお願いします。

 


[MV] はじまりはいつも雨 / ASKA